車椅子の母



引っ越し先は当時山の中で周りに家もなく、近くに駄菓子屋が一軒あるだけ。

貧乏でお金がなかった私はコーラのビンを集めてお金に換金し、10円チョコや10円ガムなどを買って食べてた。

そんな生活が9年続き、小学校3年生の時新聞配達のアルバイトを始めた。

そのお金も親に奪われ、生活費に使われる。

もう限界だった。

小学校5年生のとき親に黙って一人で東京に行き、祖母の家に転がり込んだ。

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