ポーカーフェイスは私を守る。

笑った…

「よぉー可奈!」

「あ…先輩…」

「笑えるようになったか?」

「笑えることがないので無理ですよ…
深夜テンションじゃないんだしさぁ…」

「あ、そっか…」

「でもな。俺は絶対笑わせるからなッ!」

「プッ…」
どうやって…?(笑)

「お前…深夜じゃなくても、深夜テンションなのか!?」

「だって無理なことどうやってやんのよー(笑)」
私は完全諦めモード。

「諦めるなよー」
えー

「諦めたいよー」
本音です。

「でも笑ったよな?さっき絶対笑ったよな?」

「あ…(笑)そうだね(笑)」

「約束は!俺は絶対果たすぜ!」

「セコ技でも?」

「…」

「あれ笑わせた…とは言うけど…
もうちょっとないの?もうちょっと…笑わせ方あるよね?」

「文句言うなよー」
えー…笑った感じかしないよー
全然感じないよーたしかに笑ったけどー
もうちょっと…笑いたかったなぁ。
夢は叶わないのかなぁ…
笑いたいのが夢、っておかしいよね。
だっていつもみんな笑ってて…

泣きたくなっちゃうな。
泣くのだけは私…得意になっちゃった。
本当に悲しくなってくる。
泣くのが特技って…なんか嫌なんだよね。
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