工業高校のイケメン達に愛されて【下】
あはは、すごい茶化されようだなぁ…。
もしかして、全部話さない方がよかった…?
あたしは苦笑いを浮かべた。
なんだかちょっと相葉くんに申し訳なくなって、あたしがみんなを止めようとしたんだけど。
「わあっ?!」
「来いっ」
相葉くんがあたしの腕を引いて、バタバタと走ってみんなのもとから立ち去ったんだ。
教室も出て、走る相葉くんの後ろをあたしはなんとかついていってる感じ。
は、は、速い…!
足がもつれる〜!!
「ど、どこいくの!?」
あたしの腕を引いて走る相葉くんにそう聞くけど、返答はなく。
腕を引かれるがままたどり着いた場所は、屋上。
屋上は開放されていたものの、生徒は誰もいなくて静かだった。
雲ひとつない真っ青な空と、眩しい太陽の光に目を細めた。