バージンロード
いつもより長く感じた登校。

重い足取り。なんか今日は学校に行きたくない。

と、その時私の眼中に入ってきたのは、汗だくの遼と
バスケ部のマネージャー百合園姫華だった。

あ、…いった。 痛かった。

もうここにはいれない。


今遼に近づいちゃダメだ。

私は2人が歩っているところをすれ違うかのように走った。
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