バージンロード
「私、遼が、バスケ部のマネージャーの子といるの見てるのすごく辛いの……」

声が震える……伝えなきゃ言わなきゃでもつらい。

「それで……その」
「わかった、わかった、」

よしよしと2人が私の頭を撫でて微笑んだ。

「大人になったじゃん笑」

日奈がにやにやと見つめてきた。
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