幼なじみは年下の小悪魔男子

お願い事




「行っちゃったね……」


「う、うん」


雪乃と奏多くんがどこかへ行ってしまい、2人きりになって、

私は……何となくぎこちなくなってしまう。


「じゃぁ、僕たちもどこか見て回ろっか!!」


そう言って、さり気なく……
瑠生が私の手を取って、歩き出す。


──────────


私たちは、人混みをかき分けながらブラブラと歩くことにした。


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