幼なじみは年下の小悪魔男子



瑠生は照れくさそうに………
私のことをじっと見つめて

「手、離さないでよ……」


──────ドキンっ!


子犬のような瞳を向けられて、私の胸は高鳴る。


「ご、ごめん!私ったら、大人げないよね……」

本当に、食べ物につられてフラフラと歩き出すとか、大人げない

年上なのに………

「違うよ、そうじゃなくて……
りあ、可愛いから……その……心配で」


「えっ、あっ……そっかー」

可愛いって言われた!!


そう思っててくれたんだ何だ、嬉しい………
けど、何か恥ずかしいかも





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