幼なじみは年下の小悪魔男子


─────してないなんて言えない……


「すみません!呼び止めてしまって、じゃ、私は失礼します!」

水無瀬さんは足早に去っていった



───────────


水無瀬さんの言う通りだよね……

私は何がしたいんだろ……


─────また、いつもの悪い癖


答えを出す気もないくせに、ただ、悩んで勝手に苦しんで、結局……
ダメにする


「………雪……さ……雪乃さーん!」


遠くから私を呼ぶ声がする……



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