~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ-
「ぐぁああああああああああ!! き……! きさ! 何をした!!」
叫ぶ煽烙の左腕が、真紅の炎に燃えていた。
「何もしてはいない。貴様が私の炎に自(おの)ずから触れただけだ」
「く……!! 馬鹿な!!」
鉄扇はすでにドロドロに溶け、その形をなくしている。
「私の炎はいかな水であれど消すことは出来ない。そのまま焼けてしまえ」
「ぐがぁああ! ……フフフ、フハハハアハハアハハアハアアハ!!」
苦しむ煽烙が、突然に笑い出した。炎はもう肩まで届いている。逃れる術は、おそらくはない。
「腕の一本程度……か……、私は構いませんよ。决定旁边 决定纵向 决定高度 决定八个顶点 决定六的阵形 我做結界 包围!!」
口訣を唱えた瞬間、煽烙の焼け爛れる右腕を青い結界が囲った。
八点包囲陣。結界を作り出す口訣。
「無駄だ。その程度の結界では防ぐことなどは……」
「破坏!!」
煽烙が叫んだ瞬間、青い結界が爆発した。
腕は吹き飛び、跡形もなく消え去った。
叫ぶ煽烙の左腕が、真紅の炎に燃えていた。
「何もしてはいない。貴様が私の炎に自(おの)ずから触れただけだ」
「く……!! 馬鹿な!!」
鉄扇はすでにドロドロに溶け、その形をなくしている。
「私の炎はいかな水であれど消すことは出来ない。そのまま焼けてしまえ」
「ぐがぁああ! ……フフフ、フハハハアハハアハハアハアアハ!!」
苦しむ煽烙が、突然に笑い出した。炎はもう肩まで届いている。逃れる術は、おそらくはない。
「腕の一本程度……か……、私は構いませんよ。决定旁边 决定纵向 决定高度 决定八个顶点 决定六的阵形 我做結界 包围!!」
口訣を唱えた瞬間、煽烙の焼け爛れる右腕を青い結界が囲った。
八点包囲陣。結界を作り出す口訣。
「無駄だ。その程度の結界では防ぐことなどは……」
「破坏!!」
煽烙が叫んだ瞬間、青い結界が爆発した。
腕は吹き飛び、跡形もなく消え去った。