冬の華

「愛してる」

「わたしも」

彼が微笑んで
わたしも微笑み返し

二人の視線が絡まって

唇が重なった


その時、

愛を誓い合う

恋人たちを祝福するように

冬の華が次々と打ち上がり、

聖なる夜空を彩っていたーーーー



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