分け合う体温
「由乃が、いてくれたから。俺、十和子ちゃんとの事も、乗り越えられた。」

そんな事を言う理人に、またキスをした。

「由乃だけなんだ。俺を助けてくれるのは。」

そして、私は理人と舌を絡めた。


こんな辛い人生経験をした時にでさえ、私を信じてくれる。

こんなに、力強く求めたいと思う人、いなかった。


私は、服を脱ぎ始めた。

「由乃。今日は、まずいって。」

「ううん。」

そして理人の服も脱がせた。

「忘れさせる。理人が襲われた事、私が全部書き換えてあげる。」

私は理人を押し倒して、下半身を舐め始めた。

「ゆ、由乃!それは駄目だよ。汚いから。」

それでも私は、舐め続けた。

「ああっ……」

理人の気持ちよさそうな声が、聞こえてくる。

次は、私の初めての挑戦だ。
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