【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「おぉ!澪ちゃんめっちゃ美人!可愛い!今年は大繁盛だな!奏多!」

美月も爽も、俺の気持ちを知ってやたら絡んでくる。

俺は表情に出さないようにそうだねとみじかく答えるので精一杯。

澪、大丈夫かな。
俺は澪が今までも何人かに告白されてるのを知ってる。普段から可愛いし明るいから。

「てか、雪女っておばけじゃなくて妖怪でしょ!」

なんて、未だに文句を言ってる澪だけど恥ずかしいのかちょっと赤くなる澪は色っぽいと言うか…。

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