【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

澪が好き。

誰にも渡したくない。

「爽、もし今年、俺が選ばれたら、俺、言うから」

爽にだけ聞こえるように言うと爽は何の事か分かったようでニヤッと笑った。

「おう、大丈夫だろ!今年は奏多と澪ちゃんでほぼ決まりみたいなもんだよ!」

「澪が選ばれるのは困る」

爽はケタケタと笑っていたけど、俺は緊張しているのが顔に出ないようにするので精一杯だった。

< 144 / 248 >

この作品をシェア

pagetop