たくさんの物語と私
両親は私を本当のお姫様みたいに可愛がってくれた。

大人になったらお金持ちの人と結婚する、両親にそう言った。

両親は決まって

「貴方が幸せになるなら」

といつも言っていた。

どんな暮らしをしているんだろう。

そう考えるのがとても楽しかった。

でも、私の夢はいつからか散ってしまった。

私は将来の姿を絵に描くことをやめた。

本ばかりを読む私に両親は心配していた。

それでも、散ってしまっても私の心の中ではねまだ、諦めていなかった。

どうすればなれるのか。

私はたくさんの本を読んだ。

そして分かったの。

自分がいろんなものになれることを。
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