【短】分かって気付いて傷付けて…
「私は、もう泰己の彼女…やめるよ」

「お、おい。煌?ちょっと待てって。なんで急にそんなこと…」

「急に、じゃない。ずっと前から思ってた。もう無理だよ。泰己と私じゃ釣り合わない」

「こう……?」

「……っ。ばいばい」

腕を掴まれそうになって、私はざっと身を引いて避けてから、後退りして…そして、そのまま背を向けた。


もう、これでいいでしょう?

これで、終わりに出来るでしょう?


貴方からはけして言い出せない「別れ」を、私から告げたから…。

私はこのまま泥のように眠りたい。

< 13 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop