恋する24時 2

「……」



「由似ちゃん」




 視線を上げて

 アタシの目を覗き込むように

 真っ直ぐに見つめてきた。




「オレの事、本当に好きになってない?」




 ドキッ



 えっ?



 にっこりと笑って言う可児先輩の顔が

 ほんのりと赤くて照れていたから

 ゲームの言葉なんだと気付いた、

 けど……。



 ……あ、れ?



 鼓動が、うるさく鳴り出して

 胸がどんどん苦しくなっていく。



 ???




「……由似ちゃん? 大丈夫?」




 ドキドキして、顔が熱い

 意味がわからない……。




「先輩、……アタシに何をしました?」



「……ん~? 吊り橋効果的な、ヤツ?」




 !!??




「そ、そんなことする必要ないじゃないですかぁ!」




 もうとっくに、好きなんですよぉ?




「だから、最初に必要ないっていったでしょ?」




 もっとちゃんと説明してくださいよぉ!



 もらい事故じゃないですかぁぁぁ!



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