君と見た最後の景色
透き通るような優しさ
私は今泣きながら走っている
理由は彼氏と別れたから
最近冷たいなとは分かってたけど
こんなに早く終わるなんて……

なんとなく走ってたら知らない道に来ちゃった
「あれ?ここどこ」
いつの間にか知らない公園に来ていた
オレンジ色の光が私を照らした
「すごく綺麗まるで宝石のような景色」
うっとり見とれていると、その横で、
すごく美しくて見入ってしまうようなダンス
をしている男の子がいる
「うわ〜なんてキレイな子なんだろう、それにあのダンスも凄く上手!」
私が夢中で男の子のダンスを見ていると
「あれ?何かこっちを見てる?え?!
こっちに来る!」
「やっと来た」
「え?なんか言いました?」
「あの!」
「僕と付き合ってください」
「え?!いきなり何ですか??」
「ダメですか?」
「ダメっていうか、私、
あなたのこと知りませんし」
「じゃあ、今から僕を知ってください」
「え?」
「明日から毎日僕と会ってくれることは
できますか?」
「え?!明日から毎日ですか??私いちよう
高校生なんですけど………」
「見ればわかります笑今度から放課後毎日僕とデートしてください」
「で、、デートですか?」
「お願いします!!!」
深々と頭を下げられた
「そんなに頼まれたら断れないじゃないですか?!分かりました、良いですよ。」
「ホントですか?!ありがとうございます⭐
やっと僕の一つ目の願いが叶った♪」
「一つ目の願いって??」
「可愛い子とデートすることです」
「か、、、かわいいだなんて照」
「どうしたんですか?(笑)
顔赤いですよ?」
「あ、、あ、、赤くなんか、無いです!」
「そうですか(笑)」
「とりあえず座りましょうか?」
私達は、近くのベンチに座った
とりあえず座ったけど、会話も無く落ち着かなくなり自分で話を切り出した
「ところで!あなたも私と同じ制服来てますけど、同じ高校ですか?」
「同じですよ。坂の上にある学校ですよね」
「そうです。何年生ですか?」
「1年生です」
「私より年下だったんですね(笑)てっきり年上かと思ってました(笑)年下だったのでタメ口で話すね!」
「そうなんですか。じゃあ先輩ですね」
「そうだね。さっきダンスしてたけどダンス習ってるの?」
「習ってますけど、、」
「けど?」
「そんなことより、さっき泣いてましたけど、何かあったんですか?」
「んーーっとね、さっき彼氏に振られたの(笑)」
「そうなんですか、、その彼氏さん見る目ないですね。勿体無い」
「そうかな(笑)最初から分かってたの、この恋がすぐに終わることを。でもね、好きだったの、その人のことが………」
「そう、、、ですか、、」
「うん」
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