僕は彼女の名前をまだ知らない





「寛輝って彼女いるの?」


本当のお母さんの声で我に帰る。


それまで僕は、家の中をずっと見回していたのだ。
理由は単純。お母さん二人の女子トークに付いていけなかったから。それだけだ。

始めはぎこちなかったものの、お母さん二人が大声で話し始めてからは、僕もリラックスすることができた。
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