禁断のお茶会
「これは猛毒。この毒を少しでも飲むと、全身が痺れて動けなくなる。体中の血管の中を、鋭い針が通っていくような痛みを感じながらみんな死んでいくの……」

ナターシャがワインボトルに入れられた透明な液体をグラスに注ぎ、みんなに見せる。

「私は招待状を作るわ!」

ベルがそう言うと、シャーロットが「なら、私は店に来たお客にその招待状を渡すよ」と言った。

「私も配るわ!」

「私も配る!」

イザベラとルナも頷いた。

復讐劇が幕を開けるーーー……。



警察官たちが通報を受け、その村にやって来た時、誰もが驚いて足を止めた。

その村は死の村と化していた。あちこちに遺体が転がり、その表情は苦痛に満ちている。

「警部!仕立て屋から謎の手紙が発見されました!」

警官が警部に手紙を渡す。

警部は声に出してその手紙を読み始めた。


あなたが何者か私は知りません。しかし、あなたがこの手紙を読む頃には私たちはこの世にいないでしょう。
私は、お金持ちと結婚させられることになっていました。
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