スマイルウォーター
最終話
――実奈、高校生の時、君を初めて見た時、これが恋だと気付いた。
そしてドクターになって君と再会した時、君を障害者として差別して裏切って捨てたというのにそんな君に失礼ながらにまだ恋をした。
でも今思うと障害者になった君も高校生の時の君も全く変わらない。
変わったのはただ君が歩けないただそれだけだ。
後、こんな事言ってよいか分からないけど俺は障害者の君と出会えた事が嬉しい。
君と出会った事で俺は2度目の成長をしたように感じるし。
実奈、もしこれから医療が発展して将来、歩けるようになったとしてもこの車椅子だけは捨てないでほしい。
何故ならこの車椅子は俺と実奈を再会させてくれた愛の車椅子だから。
その手紙を家で読んだ実奈は涙を流した。
「彼氏、海外に行っているんだっけ?」雅美が聞いた。
「うん。まだ難しい手術を受けるために。でも繋、飛行機苦手だから船で行ったけど」
雅美は笑った。
「意外だね。怖いものなしの人のようなのに」
実奈も笑った。
「でもそんな繋が私は好きなの。どこが不器用だけどでも真面目で優しくてドクターとしての使命に熱いそんな天才ドクターに私は恋した」

               完
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