スマイルウォーター
8話
ある日、繋が病院に行くとそこに急生一弥がいた。
一弥は繋と同じ歳のドクターで特に良くも悪くもない普通の青年だった。
「繋、照日さんと付き合っているの?」
それは数日前、繋が他の同僚に話した事だった。
それが一弥にも伝わったようだった。
「そうだが」
「繋、君は日本が誇る天才ドクターだよ。それなのに車椅子の障害者の人と付き合うなんて」
「何が問題だ?」
「問題じゃないか? だって彼女は歩けないんだよ。車椅子で生活しているんだよ」
「車椅子というだけだ。それにそれのどこが悪い? 別に実奈は悪い事をしていないしお前の言っている事はドクターの言う事だとは思えない」
一弥は頭を抱える。
「…でも君は良くても周りの人は何と言うか…」
繋は注目する。
「障害者の照日さんが天才ドクターの君と付き合うと知ったらみんな反対すると思うよ」
「なぜそう思う?」繋は機嫌が悪くなる。
「照日さんにとっては嫌な事が多いと思うよ」
繋は注目する。
「ずっと真面目に勉強してきて成績優秀、しかも国が認める天才ドクターにまでなった君が彼女を支えていかないといけないんんだよ。きっと周りは『何でわざわざ障害者と付き合うんだ』『せっかく天才ドクターにまでなったのに』『手川先生、障害者介護しながら仕事して可哀想』とか言われるかもしれない。そんな周りの声に照日さんは耐えられるか」
それを聞いた繋は心が痛くなった。
「確かにそうかもしれない。でも俺は実奈の心を支える。俺はドクターだし障害者を差別したくない。彼女が苦しい時は俺が支えていく」
「でもそれは」
「お前の言っている事は結局ただの妄想だろ? 差別だろ?」
「俺は差別しているわけじゃない」
「差別じゃないか、第一世の中そういう悪い人間ばかりじゃない。障害者に理解を示してくれる人だってたくさんいる」
2人は感情的になる。
「……まだそうなるとは決まっていないし実奈は大丈夫だと俺は信じている。きっとそんな妄想にはならないと思っている」
繋はふと思いついた言葉を言って去っていった。
一弥は納得がいかなかった。
一弥はドクターとして1人でも多くの人を救いたいと思っていたがしかしその反面、全ての障害者を差別して憎んでいた。
ある日、繋が病院に行くとそこに急生一弥がいた。
一弥は繋と同じ歳のドクターで特に良くも悪くもない普通の青年だった。
「繋、照日さんと付き合っているの?」
それは数日前、繋が他の同僚に話した事だった。
それが一弥にも伝わったようだった。
「そうだが」
「繋、君は日本が誇る天才ドクターだよ。それなのに車椅子の障害者の人と付き合うなんて」
「何が問題だ?」
「問題じゃないか? だって彼女は歩けないんだよ。車椅子で生活しているんだよ」
「車椅子というだけだ。それにそれのどこが悪い? 別に実奈は悪い事をしていないしお前の言っている事はドクターの言う事だとは思えない」
一弥は頭を抱える。
「…でも君は良くても周りの人は何と言うか…」
繋は注目する。
「障害者の照日さんが天才ドクターの君と付き合うと知ったらみんな反対すると思うよ」
「なぜそう思う?」繋は機嫌が悪くなる。
「照日さんにとっては嫌な事が多いと思うよ」
繋は注目する。
「ずっと真面目に勉強してきて成績優秀、しかも国が認める天才ドクターにまでなった君が彼女を支えていかないといけないんんだよ。きっと周りは『何でわざわざ障害者と付き合うんだ』『せっかく天才ドクターにまでなったのに』『手川先生、障害者介護しながら仕事して可哀想』とか言われるかもしれない。そんな周りの声に照日さんは耐えられるか」
それを聞いた繋は心が痛くなった。
「確かにそうかもしれない。でも俺は実奈の心を支える。俺はドクターだし障害者を差別したくない。彼女が苦しい時は俺が支えていく」
「でもそれは」
「お前の言っている事は結局ただの妄想だろ? 差別だろ?」
「俺は差別しているわけじゃない」
「差別じゃないか、第一世の中そういう悪い人間ばかりじゃない。障害者に理解を示してくれる人だってたくさんいる」
2人は感情的になる。
「……まだそうなるとは決まっていないし実奈は大丈夫だと俺は信じている。きっとそんな妄想にはならないと思っている」
繋はふと思いついた言葉を言って去っていった。
一弥は納得がいかなかった。
一弥はドクターとして1人でも多くの人を救いたいと思っていたがしかしその反面、全ての障害者を差別して憎んでいた。