初恋レモン
「ごめん!そうだったね!
この子が柏桃香!で、桃香。
この4人は東京の私の大切な人たち。
さくらちゃんに光輝君に大河君。
それでね、実はあの男の子と
再会できて、それが海人君なんだ!
今は…つ、付き合ってるよ!」


自分の口から付き合ってる
と言う事を告げるのは
照れ臭かったけど、
桃香には直接伝えたかったから
今日まで秘密にしてきた。
それに会ってもらいたかったし。
この恋をずっと応援してくれていたのは
桃香だったから。

桃香がなんて言ってくれるのは
反応を楽しみにしてたのに
また遮ったのは爽太だった。


「は!?菜々に彼氏!?
うわ~。お前遊ばれてんじゃねーの?」


いつもなら言い返すはずの私なのに、
言葉が出てこなかった。
爽太の言葉にここまで傷付いたのは
初めてだったから。
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