外見9割、性格1割。

白戸「新川。ちょっと来て。」

もう1つ、変わった事といえば
同じクラスの白戸くんが
最近やたら私に話しかけてくる事。

愛琉「何?」

白戸「この間、新川が言ってた
ゲームたまたま見つけてさ。
これ、新川にやるよ。」

好きなゲームの話題で盛り上がってから
何かと私にゲームの話題をふってくる。

ゲーム好きの私としては
同じ話題で盛り上がれるのは
嬉しくもあるけど、さすがに
その話を学校でされるのは困る。

愛琉「ちょっと!しまって!」

白戸「どうした?」

愛琉「ごめん、学校じゃ困る。
私、そうゆうキャラじゃないから。」

白戸「...ああ、そっか。ごめん。」

鬼男と同じ様にとはいかないけど
白戸くんの前では割といつも通りの
自分でいられる。多分それは
白戸くんが私の事を少なからず
理解しようとしてくれているからだ。
< 177 / 424 >

この作品をシェア

pagetop