冷たい彼女
お嬢様学校がヤンキー校になったのは約8年前。


この学園を取り締まっていた生徒会長、谷美月(たにみつき)が暴れてしまったから。


美月は聖夜空女学園の理事長のお孫さん。父、母は小さい時に病気でなくしておりいずれはこの学園を継がなければならない立場


でも、彼女には夢があった


それは、、


デザイナーになること。


ある時、その事を理事長であるおじいちゃんに言った美月。


これが、全てもの始まりになるなんて何も知らずに。


祖父「お前がデザイナー?笑わせるんでない。お前は家の跡を継ぐしか生きる価値がないんだ。わがままなんて言わずに黙って従え。」


冷たい目で彼女に告げた理事長。いや、祖父。


美月「でも、」


祖父「うるさい!黙らんか!少しはわしの言うことを聞け。この約立たずが!」


それから彼女は全てを手放した。


夢も、信頼も、全部全部_____


手に入れたのは闇に染った目と力、、だった。


彼女は毎晩、家を出ては喧嘩をして強くなった


時には怪我をした。


それでも気はらしに相手を殴り続けた。


学校の生徒も生徒会長の変わりぶりに驚き、影響を受けた。


家に不満がある者。信じるものを失った者。


そんな子達がお嬢様学校には沢山いた。


そして、その子達は親に反抗しいつの間にか、聖夜空女学園は東京都1の不良校へと名をとどろかせていた。
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