俺の彼女は、キスができない。
プロローグ
僕たちは、どれだけの我慢をしてきただろう。
きっと、数え切れないほどだろう。

君の唇が欲しくて、たまらなかった。
ただ、君だけが愛しくて、たまらなかった。
全てが、たまらなくて。

いつも、そんな衝動を抑えるのが、必死だったんだ。



そんな僕を、君は、きっと知らない。
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