だから何ですか?Ⅲ





まっすぐな視線を絡ませ弾かれるその言葉が好きだった。


嘘のない目がどこまでも自分への好意を強調して肯定してあるのだと疑わなかった。


同等の大きさや量でなくてもその質は同じで、競い合う様に重ねあげていくようにずっとあれると信じて疑わなかった。



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