不良な彼と恋の契約

希望のヒカリーー。

私は、走ったーー。

みんながいるクラスに。

ざわめく教室、私が入った瞬間ーー。
冷めた目のみんながいた。


「片瀬さん、ヒカリに酷いことしたでしょう?
ヒカリ、今保健室いる。
聞いたよ、相沢くんから。
最低だよーー!!」


本郷の仲間の一人であろう。
派手な髪色、派手なメイクは相変わらず。

「それに、あんた想ちゃんのストーカーらしいじゃん。
聞いたの、裏庭で。好きとか奪ったとかーー」

聞かれてたーー!?

あの会話を、聞かれていたの?

「うわっ、それってやばくない?
マジキモイ!」


外野に味方なんていない。

誰も、、
助けてはーーーーくれない。














「やめなよ」














突然、割り込んだ声にーー振り向いたら本郷がいた。

なんでーー?

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