不良な彼と恋の契約

気になるココロ。

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*リナside*

はあ、疲れた、、
買い物し過ぎたかも、知れない。

両手に両荷物を抱えて、いくら軽い服系でもたくさん買えば重みは半端ない。

両手に両荷物も、さすがにキツくなってきた。
「きゃっ!」
あー、私馬鹿だ。
やっぱり、一人で買い物なんか無理なんだよ。

意地張ってないで、行けば良かった。
一緒に行けばよかった。

よろける体ーー。
地面まで、残りわずかーー。
転ぶ!!

ギュっと目を閉じた。


ガシッーーーーーーーー



あれ?
痛くない。


なんの衝撃もない。


私、たしかよろけてーー転びそうになってーー。





「何してんの?

本当、危なっかしいなあんた」


頭上から聞こえる声。
さっきも聞いた。

しっかりと抱き止められてる私。


志貴くん!!

なんで、なんでっ!!

さっき、別れた筈。


「あの、なんでーーー」

なんて、言えば良かった?
どうしてここにいるの?
また、助けてくれた。


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