不良な彼と恋の契約

ホテルパニック。

ーーーーーーーーーー

*志貴side*

「わあい、沖縄来た!
楽しみだね!」


想ーー。

俺は想をチラッとみた。
そして、輝を見た。


俺はーー見た。

飛行機の中で、寝静まっている飛行機の中で
動いた輝。



想に、、キスした輝を。


気づいてないと、思ってるだろうけどーー
気配がしたんだ。

元々、仁を睨んでいた輝。
嫌な予感はしていた。

輝ーーーー。
みんな、仲間なんだ。

だから、どうかーー想を傷つけんなよ。

飛行機から、降りたらーー快晴。
つか、暑すぎ。

何℃あるんだよ。

温度を見たら、38℃。
あーー無理。
見ただけで、具合悪くなる。


「おーい、沖縄は見ての通り気温が高い!
水分補給は、マメにしろよ!!」


担任の先生は、二リットルのペットボトルを背負ってる。

あれは、やり過ぎだと思うけど。

「リナ、具合大丈夫か?
水分補給ちゃんとしろよっ」

隣のリナに、目を向けた。

「ありがとうっ、大丈夫だよ」

リナ。。

やっぱり、リナが好きだ。

俺達は、ドキドキと不安の中、降り立った。



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