不良な彼と恋の契約
私は、ドアに向かった。

ぎゅっ。

後ろから、本当後ろからギュッとされた。

先生ーー?



私は振り向こうとした。
だけどーーーー
「振り向くな。
決心、鈍るから。
甘宮は、生徒。
俺は、担任の先生。

そうだ。
甘宮の彼氏は、佐伯。
よし、大丈夫だ。

ごめんなっ」

先生は、まるでーー


自分に言い聞かせているみたいだ。

「もう、行け。
佐伯が心配するからっ」



先生、こんな時にごめんなさい。




「帰り道、分かんないですっ」














「あはははっ、わかった。
送ってくっ。

悪かったな、連れ回して」

先生は、突然笑った。

私は、先生に部屋の近くまで送って貰った。

「ありがとうございます、先生っ。じゃあ「明日は水着、楽しみにしとくわ!明日は海来いよ!」

先生、相変わらずですね。

私は、先生に手を振った。

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