不良な彼と恋の契約

大切だからだよ。

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女の子の気持ちが、分からない。
好きだから、大切だから
"出来ない"ってことがあるんだよ。

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私達、三人で居たら、知らない人達が話掛けてきた。

「会話聞こえたんだ。
そりゃ、しないのは飽きたんじゃん?」

飽きた?

「もっと、違う形ですりゃいいんだよ。
例えば、3pとか。
してあげようか?俺達が!」

一人が私の肩を抱く。

「いやっ!!離して!」


ここは、売店。
人はたくさんいるのに
誰も助けてくれない。

「ちょっと、想に触らないでよ!」

強気なヒカリちゃんだけど、その声は少し震えていた。


リナちゃんは、何も言わずーーただ固まっている。

なんたって、大柄な男達だ。
ずいっ、と迫られたらーー怖い。

私達は、逃げるように何も買わず売店を出ようとした。



「やだ!
離して!」

リナちゃんが、捕らわれて悲鳴をあげた。

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