不良な彼と恋の契約

戦う理性、揺れる理性。

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大切な大切な人。
私を想う大切な人。

私は迷わない、誰に何を言われても
仁くんを好きと言うだろう。

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裸になって先に風呂に入った。
なんだか、潮の香りがする。

軽くペロっと舐めたらーーしょっぱい。

潮の香りどころじゃない。
味付きとか、結構いいじゃん。

舐める奴普通いないけど。


ピョコ、と顔を出した想。

「あの、あっち向いててほしいな」


恥ずかしいらしい想。

可愛い彼女のために、後ろを向いた。

ーーーーーー!!
ガラス越しに見える想の裸体。
は!?
タオルない訳?


小さく紙が、、タオル禁止。
まじかよ。
俺は仕方なしに、タオルを巻いていたのを取り外した。

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