不良な彼と恋の契約

荒れ狂う狼。

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やっぱり、好きだ。
一緒に居ればいるほど、
好きで好きで仕方なくなる。

だけど、、
もう、後戻り出来ない。


フェンスから、隣の学校を眺めーーーー
無邪気な笑顔で笑う想。


だけど、向けられているのは俺じゃない奴。
仲間の女。

想は、白牙の総長の女には興味を抱かない。

俺は、三年の一学期。
学校を辞めた。

そしてーーーーーーーーーー。




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*輝side*


久しぶりの倉庫。
久しぶりの仲間達は、目を丸くして俺を見ていた。



「輝さん、その髪。
どうしたんすか?
金髪なんて、髪傷むから嫌だって言ってたのにーーっ!」


そう、金髪。
髪傷むから、嫌い。

だけど嫌いな金髪を、好きな奴がいるんだ。


「まあ、イメチェン ?
金髪も、悪くないよなっ。
けどチャラいかな?」


いや、チャラいならアイツだって。
見た目だけなら、チャラい。


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