【詩集】ハピネス

夕暮れのバラッド


滑り込む夕暮れの香り

湿っぽくて

ぬるくって


スローテンポの

ディミヌエンド


だんだん弱く消える喧騒


夜の帳が下りるころ

遠くで鳴った鐘の音が


舞台の終演の合図だよ


アンコールはまた明日さ

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