俺様上司の甘い口づけ



智「はぁおいしかった」


私「うん。本当にご馳走になっっちゃって大丈夫なの?」


智「おう。俺が誘ったんだし」


私「あ、智樹の用事って聞いてなかったね」

今日は智樹の用事があって呼ばれた
お店の雰囲気により緊張してしまい

そこから時離れた今
やっと本題を切り出すことができた

智「…。あのさ。」


私「うん?」

急に真剣な顔。

智「おれ、江莉のことすき」


私「え?」

智樹が私のこと好き?

智「江莉が成瀬さんのこと好きなのは薄々わかってたけど
新入社員のオリエンテーションの頃から
かわいいなって思ってて」


私「嘘…」

そんな前から?

私そんな気も知らないで
成瀬さんのこと智樹の前で

智「嘘じゃないよ
正直めちゃくちゃ成瀬さんが羨ましいし
江莉のこと泣かせる成瀬さんが嫌い」


私「ごめん、私全然気づかなかった」


智「でも
どんだけ傷ついてもまだ成瀬さんのことを思う江莉のことはもっと嫌」

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