俺様上司の甘い口づけ

成「江莉…話って何…」


久しぶりに呼ばれた名前。

急に抱きしめられえてただでさえ心臓の鼓動は最大値にまでなっているというのに


私「あ、あの」


どうしよう。

二ヶ月前の私が顔を出す、

また「ごめん」と言われるかもしれない。
不安がどんどんどんどん押し寄せる


成「江莉…好きだ」


好き


好き


好き


…嘘…好き?


私「え?」


成「次は江莉の番。
ゆっくりでいいから。江莉の気持ちが聞きたい」


私「…私も…私も成瀬さんが好き」


成「フフっ…よかった」

ぽんぽんと頭のrに置かれた手。

私「夢見たい」


成「傷つけて今までうやむやにしてきてごめん。」


私「いつからですか?」

冬馬さんはあの日ごめんって

成「んー。
ずっと玲奈以上に好きになる人はいない
って決めつけてたせいで自分の気持ちを見失ってた。大事な人が目のまれにいたのに…」

そう切なげに私の顔を見る

私「じゃあもう玲奈さんのことは
忘れられたんですか?」

成瀬さんにとっては意地悪な質問なのかもしれない

だけど聞かずには入れなかった


成る「あぁ。
結婚式に行ったんだ」


私「結婚式に?」


私が見つけた案内状を目の前でゴミ箱に捨ててた


成「ちゃんと自分の気持ちをこの目で確かめないと
江莉に示しがつかないと思ったから」


私が成瀬さんと向き合うために自分の気持ち向き合ったように
成瀬さんも私と向き合うために自分の気持ちと向き合ってくれたんだ

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