5人の王子とお姫様!
慌てて視線を逸らす楓斗の必死な姿に、小さく笑う。
「っ…」
「ありがとう」
「バッ、カ!俺に言うんじゃねーよ…」
ん…?
どうしたんだろう。
一瞬固まった楓斗は、首をかしげる私に後退りながら言葉を並べる。
「あいつらうるせーし、しょぼくれてるし、辛気くさい。それだけだ。
聖も朝から色々やらかしてたし、とにかく面倒なんだよ」
なんか、既視感。
ええ、っと……
考えて、そうかと思った。
「お節介」
って、こう言う人に使うんだ。
確かに、ちょっと聖には当てはまらない。