カゼカオル
夢のような時間だった。

あのときと今を少しずつ重ね合わせ、
ゆっくりと時間をかけて合わさっていく。

少しずつ少しずつ。

僕は前に進めていた。

たしかにあのときから進んでいる。
< 131 / 147 >

この作品をシェア

pagetop