カゼカオル
次にいつも待ち合わせしてた
場所に行こうとした。

その途中で、いきなり
彼女はその場にしゃがみ込んだ。

「どうしたの?大丈夫?」

「ごめん、頭がふらついちゃって。」

立ち上がれたものの様子がおかしい。
寒くもないのに足が震えていた。

「大丈夫。歩けるから。」

目的地にたどり着いた。

「ここは僕たちのいつもの待ち合わせ場所。」

彼女はなにも喋らなくなった。

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