幻の愛

恋心

毎日連絡を取っていくうちに
2人はだんだん惹かれ合っていった。

《てつやさんただいま〜
今日も学校疲れたぁ〜
夜通話できる?》

いつも通りメールを送る。
するとすぐにてつやから返事が返ってくる。

《えりかちゃんお疲れ!
通話出来るよ!待ってるね!》

ウキウキしながらメールを打つ。

《うん!じゃあ早くご飯食べてくるね!》

えりかのご飯食べてから寝るまでの時間は
ほとんどがてつやとの通話の時間になっていた。
通話しながら寝落ち。
なんてことも珍しくなかった。
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