世界でいちばん ~最高の愛~
琉架はそれに気づき。

「ん…?」

「どうしたの?怖い?」


琉架が優しい声で私に問いかける。


私は頷いた。


「やっぱり怖いよな…ゆっくり優しくするから」


そう言い。

琉架はずっと私の手を握ってくれていた。


そしてその夜。
私たちは初めて重なり合い甘い甘い夜を過ごしたのだった。
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