俺様御曹司は期間限定妻を甘やかす~お前は誰にも譲らない~
彼の自宅マンションに帰り着き、最上階にある部屋へと向かう。


数日前に初めてこのマンションに案内された時にはその豪華さに腰が抜けそうになった。

こんな場所に暮らす人が私の夫だなんて信じられない。


一応入籍は済ませたが今後私たちは一緒に暮らしたりするのだろうか。

彼からはその件についてなにも言われていない。

きっと価値観も違うだろうし、できれればこのまま一定の距離感を保って生活したい。


都心にそびえたつ、真っ白な外観が美しい地上三十階建てのタワーマンション。

最寄駅からは徒歩十分もかからない。

しかもマンションのすぐ近くには大きな商業施設や公園があり、買い物にも不自由しない。

徒歩圏内にはなんと百貨店まであるのだ。


マンションの敷地内には小さな小川が流れ、多彩な植栽が顔を覗かせる。

落ち着いた木目調のエントランスは広々としていて、ところどころに立派なソファや観葉植物が置かれている。


エントランスはもちろん、エレベーターもルームキーがなければ利用できないという徹底したセキュリティだ。

ちなみに最上階はすべて彼の部屋となっている。
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