生徒会の姫と秘密
第一章

始まり


♪。.:*・

「うわぁー!広いし、おっきいね〜!!」

「ほんと、そうだよね〜!!迷子になりそうだよー」

ここは私立天宮学園(あまみや)。

ここは、全寮制で、私達の実家からは程遠い場所にあります
今日は、ここの入学式なのです!

「そうだよ!!芽依(めい)はすぐ迷子になるんだから!」

「それは、海都(みと)も、いっしょでしょー!」


自己紹介がまだでしたね!

私は、神楽 芽依(かぐら めい)です!

で、隣にいる騒がしいのが

神楽 海都(かぐら みと)。

あぁ、海都は男です!!

よく女の子の名前見たいって言われるからね。

海都はね、双子の私から見ても、
カッコイイと思うくらいの整った顔立ち。

顔は小さめで、バランスよく目がついてて
鼻もスっととおってる。
唇はピンクに染まってる。
髪は、茶髪でちょっとくせっ毛。

誰もが1度は振り返る美少年ってやつかな?
今日来る途中もめっちゃ見られてたよね。
男の人も女の人も!

母さんと父さんも「美」がつく人だから遺伝子レベルなんだね。
でも、私は遺伝子が来なかったみたい。
私は、ぜーんぶ地味だからね!
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