生徒会の姫と秘密

そうして、私の着ていた少し薄汚れた制服を脱がし始めた


「んんん!!!」

「そんなに、恥ずかしがるなよ」

恥ずかしがってなんかない!!

離してよ!

気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い


バタバタと暴れる

「動くなよ!」と言って、みぞおちの所を思いっきり殴られる

吐きそうになったけど、吐けるものなんて胃の中に入っていなかった


そうなると、自然と目からは涙が出てきて

痛みで動かない体を奴は好き勝手に触ってウェディングドレスを着せられた


そうして、自分はタキシードなんかを着てきて、監禁されていた倉庫にあった椅子に私を縛り付けて、カメラなんかをセットして自分が横に並んで、あたかも結婚式の写真のように撮っていた


その間も、ずっと目からは涙が出ていて体は痛かった
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