Last note〜特性を持つ者へ
ー匂いは消化するー
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「事件のあの夜、初めて明部と"影"が公園で会ったんだ…。俺は密かに身を潜めて、"影"を捕らえようとしていた。」

本部に戻った俺達は、取り調べ室にいる。
まさかの"Atack"とゆう特性を持った烏丸は俺の隣で一緒に美作あきらの話を聞いた。

「だが"影"の警戒心は想像以上に強かったせいで、俺の奇襲を避け逃げられたんだ。
その後、怒った明部と口論になって…殺してしまった。」

""ふざけるな!
特性持ちの癖に捕まえられなくてどうする?!""

""次は絶対捕まえる!もう一度チャンスをくれ!""

""犯罪位でしか使えないゴミみたいな特性持ちの癖に!!""

「深く、傷ついた…俺はもう歯止めが効かなくなって、気づいたら明部を貫いていた…」

烏丸が粉砕させた"Poison"の尾から、
例の毒が検出され、それが証拠となった。
被害者のえぐられるような傷跡も、
トカゲのようなあの尾で刺したせいだ。

だが、何故現場でハーブ系のコーヒーが匂ったのか疑問だった俺は、その事も尋ねてみた。

「美作さん、「Leaf」とゆう喫茶店に行って、
ハーブ系のコーヒーをテイクアウトしたとか…」

その話をすると美作あきらは、
ハッと何か思い出したように切なげな笑顔を浮かべた。
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