瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~
窓の外が青白くなってきた。
雲をピンク色に染めていたオレンジ色の夕日がビルの向こうに隠れたせいで、七時近くなってもまだ明るい空が、白夜みたいに広がっている。
あたしは起き上がり、エアコンのスイッチを切って、窓を開ける。
まだ少し生温いけど、風が心地いい。
「ふう。着替え、するの忘れてた……」
スマホ画面の先輩がこっちを見て笑っていたから、見ないでね、と画面をオフにした。