奥寺マーリィ先輩の初恋の人 すっごーいイケメン!
「それで3年間、頑張って来たってワケなんだ?」

「そーだな」

「マジメだよね? 徹って」

「女将さんが厳しかったし、そうしなければならなかっただけだよ」

「それでもマジメにやって来たんだよ? 凄い事だよ」

 凄い事だとホメられて徹は不思議な感覚だった。
 コーヒーを飲み一息付く。

「マーリィはどーするんだ? 大学卒業したら」

「アパレル関係の仕事に就こうと思っているよ」

「そー言えば、ファッションとかに興味を持っていたよな?」

「うん」
 
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