犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



そんな愛華ちゃんの攻めの体制は1日では終わらなかった。


「浅香さんって、ほんとすご〜い♡
そういう所、すごく尊敬してます〜」

「そう?ありがと」

「いえいえ〜♡ほんと、いつも素敵〜」


ある時は褒めちぎり...




「浅香さん、ランチ一緒に行きましょうよ〜♡」

「え?俺、普通に社食だけど。」

「はい!私もですよ?」

「え、あ、そーなの?
女子っててっきり下のカフェ行ってんのかと思ってた」


「こう見えて、私、ガッツリ食べるのが好きなんですよ〜!」

「へぇー。華奢なのにな」


「よく言われます〜♡」


ある時はギャップを見せつけ...


「浅香さん、一緒に帰りましょ?♡」

「おー、今上がり?すげぇタイミング」

「ですね〜♡浅香さんと帰れるなんて嬉しい」


ある時はアフターファイブを約束する...。



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