1ページの恋
幼なじみと初恋
ちゅっ
強引にキスをした。
ずっと片想いのずっと大好きだった幼なじみに。
幼なじみの彼の顔は赤らんで、まるで夕日のようだった。
「なっ!お前…」
と言って慌てている彼を見て、何だか少し嬉しくなった。
だって、いつも私の事なんか興味なくて
他の女の子ばかり見て「かわいい。」
とか言ってるんだもん。
ふつうは女の子からキスしないとか言うけど
別に女の子からしたっていいじゃん。
「私のこと少しは意識した?」
そう問いかけてみると…
「はっ!?何言ってんの?」って
照れてるんだか、怒ってるんだか分からない顔で
言ってきた。
その後、私の耳に顔を近づけて
「俺はずっと前から、お前のこと意識してるけど」
と呟いた。
そんなのずるいよ…
私の心はすごい音をあげて動いた。

これが私の初恋です。
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