病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

病み魔女さんは冷たい家から家出

「憂鬱だけど、家に帰ろっと。」
色々準備しなきゃいけなさそうだし。
うん。帰りたくない…
もう一生帰ってくるもんか。

*

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9月 学校便り
今日は待ちに待った入学式です。
さてさて。かわいい立派な病み魔女になる為に、
この校則は守るように言ってください。

*授業中は敬意を持って私語禁止
*学校に関係無い物は持たない(お守りは○)
*学校内の中での恋愛は禁止

明日は持ち物バッグと大きいリュックを持ち、
寮に荷物持って行きましょう。

持ち物
*バッグ(学校専用バッグ)
*Suiko(必要な方)
*折り畳み傘
*水筒(ペットボトルなど)

*教材
*筆記用具
(シャーペン・消しゴム・定規・ペン・赤ペン)

*ハンカチ・タオル
*コップ(2個、歯ブラシ用)
*洋服(代え用)
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「これを持って行くんだね!」
~♪

「…あれ?」

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魔界入り口のメンテナンスの為、
人間界の時間が同じ様に流れます。
ご都合の悪い方は、魔界に来ないでください。
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「…母のことなど知らない。」

「冷たい人間界にはもう飽き飽きだ。」

「母は、特に。あいつ(いじめっ子)もそうだな。」

「メンヘラだから、病んでいるから、何なんだ。」

「意味のわからない世界に産まれてしまったようだ。」

「私は、行く。」

「あえて、置き手紙を置いてやろう。もう、最後だからね。綺麗な字で書いてやろうじゃないか!」

~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~׆×~冷たい母へ
人間には飽き飽きした。
代表が、母だ。
冷たい母とは別れる。家出だ。
最後のリスカ、処理を頼むよ。
最後、なんだからね。
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「ふふふ。」

「あれ?」

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私も引っ越し手伝うよ。

ユズカ
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「あ、え?ユズカさん?」

「ここだよー☆」

「わっ!?」

「手伝うねー(笑)」

「あ、ありがとうございます!」

「お礼はいいよ、冷たい世界から抜けたいだろ?私もそうだったけど。」
え…?
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